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Course

 インスパイアマンが社会に貢献できる領域は多岐に渡ります。特に組織や個人の成長を促し目標達成を支援することは、長年の組織開発・人材育成経験に裏打ちされた得意技であり必殺技でもあります。
 ここでは「インスパイアマン」「ゾーン・コンディショニング」「イノベーティブ・シナジー」という3つの軸で紹介しますが、決まり切った「型(パッケージ)」は敢えて設定せず、対象ごとに異なるニーズを把握したうえで、この中の要素を自由に(そして効果的に)組み合わせた最適なカスタマイズを行います。
未来を切り拓く情熱と勇気
想像を超える集中のエネルギー
革新的ハイパフォーマンス組織

インスパイアマン

【リーダーシップの未来形 "ヒーローシップ"】

 大切なのは結果だけではありません。その結果やプロセスが、何にどのような影響を与え、どのような価値を生み出したかも重要です。一人ひとりが人生の主人公(ヒーロー)となり、組織、チーム、仲間、そして自身を奮い立たせる。情熱をもって勇気を与える。それがあって初めて、成し遂げたことに意味が生まれるのです。真に価値のある目標達成が叶う。そこに必要なのは、自己や他者をインスパイアし続ける“ヒーローシップ”を高めることです。

【その時限りではない、持続可能な成長を実現する】

 学んだことも行動に移さなければ分かっていないのと同じです。目指すは"学ぶこと"ではなく、"できるようにすること"、つまり身につけること。このプログラムは単に知識を得る場ではありません。

 人は自らの経験から多くを学ぶもの。「経験学習モデル」を用いたアプローチによって、主体的に考えるからこそ気づきや学びが腑に落ちる。納得感があるからこそ、行動してみたいという気持ちになる。自ら紡ぎたした知見(マイセオリー)をベースにして、行動力という筋肉を段階的に鍛えていくという、言わばトレーニングです。こうして成長実感と効力感を得られれば、その先の人生においても自らの経験から学び、成長し続けることが可能になるのです。

【自らを奮い立たせる「COBU(鼓舞)モデル」】

 諦めてしまわなければ失敗ではない。しかし、様々な困難を乗り越えつつも挑み続けるには、自分の意志を鼓舞し続ける何かが必要です。もちろん、「必ずやり遂げる!」という強い意志は大切ですが、個々の特性に合わせた仕組みや仕掛けも重要です。インスパイアマンのプログラムでは、「COBUモデル」というフレームワークを使って成功を支える要素を多面的に捉え、自らを奮い立たせるモチベーションを作り出します。

ゾーン・コンディショニング

【ハイパフォーマンスのカギは"集中力"】

 「ゾーン」とは、集中力が極限まで高まって感覚が研ぎ澄まされ、完全に活動に没頭している意識状態のこと。“今、ここ”に全脳力を集中させることで、パフォーマンス(スピード、クオリティ)が高まるだけでなく、高揚感や充実感も増し、予想以上の結果が得られるのです。
 これはトップアスリートに限らず、むしろ多忙なビジネスパーソンにこそ必要なのかもしれません。何かと気が散る情報過多の時代、限られた時間の中で成否を分けるのは「集中力」。「集中ゾーン」にとどまり続けるための「ゾーン・コンディショニング」は、これからの時代に必要不可欠なスキルなのです。

【4つのエネルギーを増大させる】

 「集中力」がパフォーマンスを高める。では、その集中力を支えているものは何でしょうか。心身の健康、感情、思考など様々な要素が絡み合って機能しているのです。それぞれにはエネルギーがあり、相互に作用しています。時間には限りがあっても人間の持つエネルギーは増やしていくことができる。大切なのは時間管理ではなく、巧みなエネルギー管理なのです。
 ゾーン・コンディショニングでは、「カラダ」「アタマ」「キモチ」「ココロ」という4つのエネルギーのレベルを全体的に高めていくことで、究極の集中状態を作り出します。それによってパフォーマンスの好循環が生まれ、自分が限界だと思っていたラインを軽々と超えることができるようになるのです。

イノベーティブ・シナジー

【"チーム"は無限の可能性を秘めている】

 企業・組織であろうと、チームであろうと、何かを成し遂げるために人が集まって取り組む意義は、個々の能力の総和を超えたパフォーマンスを生み出すことです。人間という様々なカラー(多様性)もった素材(存在)が集まってポジティブな化学反応を起こせば、革新的な芸術作品(相乗効果)を創出することができます。
 とは言え、人が集まりしさえすれば自然とチームワークや相乗効果が生まれるわけではありません。集団を機能させ、ブレイクスルーを起こすためには、むしろ意図的な成長戦略を描く必要があります。

【パラダイムシフトを生む"場(BA)"の威力】

 脳のパフォーマンスは、自身を取り巻く環境や状況からの影響を非常に受けやすいため、効果を最大化するにはプログラム実施環境の威力も駆使する必要があります。ポジティブな感情は脳を効果的に機能させるので、参加者同士やファシリテーターとの関係の質を高めることで、気づきや学びを深めるオープンマインドを促進します。
 さらにより大きな変化(変身)を求めるならば、五感をフル稼働させるような“場(BA)”の演出も欠かせません。現実世界と非日常との対比、その振れ幅が大きいほど、感性は揺さぶられ、パラダイムシフトを可能にします。そのためには身体を動かすこと、自然を感じること、時にはアウトドアアクティビティも取り入れながら、チームメンバーの一人ひとりが自身のコンフォートゾーン(快適領域)から一歩踏み出すための環境を創出します。

Core Technology

 組織や個人の成長や変革をサポートする様々なアプローチにおいて、考え方のベースとなる理論体系や手法を「Core Technology」として研究開発しています。心理学や脳科学の多様な研究結果をもとに、長年にわたる組織開発や人材育成の現場での実証実験、及びフィールドワーク(冒険等のチャレンジ)での実践・検証を通じて原理原則を導き出します。目指すのは、学問としての確立ではなく社会実装がしやすいこと。つまり多くの人が興味を持って受け入れ、実践することが重要なので、自身のストーリーと重ね合わせたくなるような独自のアクセントを加えるだけでなく、時代に合わせて常に進化し続けています。

時代を超えて求められる"冒険心"
忍者の極意を仕事に活かす

冒険心理学

【時代を超えて求められる"冒険心"】

 人類の歴史は、冒険の歴史でもあります。未知なる世界を追い求め、自身の限界を超えるための果てなき探求心。リスクに対する恐怖心を克服し、チャンスに対する好奇心で自らを鼓舞する。新たな世界を切り拓いてきたのは、いつの時代も人々の「冒険心」です。想像を絶する困難を乗り越えてきた先人たちのメンタリティは、我々の人生のチャレンジにおいても、成功の道標となるでしょう。
 しかしそれは、かつて「探検」と称して自国の利益のみを追求した飽くなき欲望ではなく、ともに成長し続けることを前提とした新しい価値発見の旅路です。先人の偉業は称えつつも、我々は未来に向けた新しい価値観を創っていかなければならないのです。

【人生のコンパス】

 「冒険心理学」は、世界中の様々な挑戦と、その成功と失敗、多くの冒険家のエピソードや証言をもとに、インスパイアマン代表の生田洋介が自らのチャレンジを続けながら研究・分析・実践・検証し導き出された、常に進化・成長し続ける理論体系です。
 変化の激しい先行き不透明なこの時代、より多くの人が冒険の旅に出るかのごとく人生にロマンを感じられたらいい。 「冒険心理学」は、そのためのコンパス(指針)として、常に身に着けておくべき必須装備なのです。

忍法仕事術

【忍者の極意を仕事に活かす】

 戦乱の世に暗躍した忍びのスペシャリスト、忍者。その行動様式と思考法を、甲賀忍者の末裔でもある生田洋介が現代における処世術としてリメイク。先行き不透明な時代だからこそ、彼らの業(わざ)に学びたい。

【仕事術の本意】

 「仕事」とは、「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動」です。本来は、世のため人のためとなる「志」そのものだったのではないでしょうか。そして「術」とは、単なるテクニックやノウハウではなく、「正心」をもって「仕事」を成すための原理原則なのです。

【九曜星】

 甲賀忍家筆頭である望月家の家紋にも使用されている「九曜星」。九曜(くよう)とは、もとはインド天文学やインド占星術が扱う9つの天体とそれらを神格化した神を表しています。繁栄や収穫、健康に大きな影響を与えるとされ、日本でも戦国武将達の家紋として採用されてきた歴史があります。「望月」は満月という意味でもあるため、望月家もこの紋を使用してきました。そして、甲賀望月家の血を引く生田洋介が忍法仕事術を編纂する際、この九曜に原理原則を当てはめて独自に表現しました。

【三つ巴】

 巴紋は、古くから家紋や神紋、寺紋等の紋としても用いられ、太鼓、軒丸瓦などにも描かれる日本の伝統的な文様の一つです。ここでは、忍法仕事術を構成する「心」「技」「体」という三つの力が、拮抗して張り合っている状態を表しています。
 一方で、それぞれの力が相互に影響を及ぼし、さらに力を引き出し合うという非常に調和のとれた状態とも言えます。ここに対応する9つの術を駆使し、「三方よし」の状態を作り出します。

【忍禅®️】

 忍者の精神性を体得するための修養法であり、在り方の基本を再定義したものです。忍法仕事術を極める上で核となる基本姿勢でもあります。より多くの方が活用できるよう、禅の基本概念を残しつつも宗教的な色合いは排除し、心理学や脳科学、マインドフルネスなども融合した古くて新しい価値体系になっています。